月別アーカイブ: 2016年5月

「松戸市H邸リフォーム」内覧会のご案内-2

私達が設計した「H邸リフォーム」が完成しました。

全体写真

全体写真

‘モザイクタイル張りの流し台’と‘欅の無垢板ダイニングテーブル’を組み合わせたアイランドキッチン、‘アンティークの建具’や‘アンティークの照明器具’を活かしたしつらえ、古材を用いた飾り梁、大きな屋外テーブルがある木塀で囲まれた広いウッドデッキ、見所が多い家になりました。

ウッドデッキ

大きな屋外テーブルがある木塀で囲まれた広いウッドデッキ

この度お施主様のご厚意により、6月4日(土)と6月5日(日)に内覧会を開催いたします。お施主様がアンティーク家具を入れて生活を始めているお宅の内覧会です。なかなか体験できない会になると思います。この機会にご覧いただきたく、ご案内申し上げます。

内覧を希望される方に詳しいご案内をお送りします。スタジオ・スペース・クラフトまで、メールまたは電話にてご連絡ください。ホームページの「連絡先‐メールによるお問い合わせはこちら」からもご連絡いただけます。

TEL: 03-3470-3516
E-mail:studiospacecraft@jasmine.ocn.ne.jp
URL:studiospacecraft.com

担当:福島慶太 遠山麻子

「松戸市H邸リフォーム」内覧会のご案内

私達の設計・監理による「H邸リフォーム」が完成します。

提案時のイメージパース

提案時のイメージパース

千葉県松戸市に建つ‘住宅メーカーによる鉄骨造住宅’のリフォームです。お施主様のご厚意により、6月4日(土)と6月5日(日)に内覧会を開催する事になりました。

お施主様のアンティーク趣味を活かしたデザインが特徴になります。‘モザイクタイル張りの流し台’と‘欅の無垢板ダイニングテーブル’を組み合わせたアイランドキッチンはなかなかの見応えです。

見学をご希望の方に詳しいご案内をお送りします。スタジオ・スペース・クラフトまで、メールまたは電話にてご連絡ください。ホームページの「連絡先-メールによるお問い合わせはこちら」からもご連絡いただけます。

 

TEL: 03-3470-3516

E-mail: studiospacecraft@jasmine.ocn.ne.jp

URL: studiospacecraft.com

担当:福島慶太 遠山麻子

ダイニングテーブル一体型のアイランドキッチン

ダイニングテーブル一体型のアイランドキッチン

江戸川区K邸-5(コンクリート打設)

コンクリート打設開始

コンクリート打設開始

江戸川区K邸の基礎コンクリート打設です。天候にも恵まれ、無事にコンクリート打設が出来ました。

木造住宅の基礎コンクリートは、工事日を変えて二回に分けて打設するのが一般的です。一回目はスラブ(基礎鉄筋コンクリート造の床)と地中梁(スラブより下に埋まる梁)などのコンクリートを打設して、二回目は基礎立ち上り(壁のように垂直な部分)を打設します。スラブと立ち上りを同じタイミングでコンクリート打設としないため、スラブと立ち上りの境目の打継部分が厳密に一体化しないリスクもあります。ここが一体化しないと、外部から基礎の中に水がしみてくることもあります。そのような事が無いように、私たちはこのコンクリート打継部分に止水材をいれて対応をします。

K邸の基礎もスラブと立ち上りでコンクリート打設を二回に分けるのですが、スラブに40cmほどの段差があるため工事が少々やっかいです。スラブのコンクリート打設をしてから立ち上りのコンクリート打設をするという進め方をしようとすると、次のような手順で工事日を変えて三回に分けてのコンクリート打設になります。

  1. ‘低いスラブのコンクリート’を打設する。
  2. ‘高いスラブのコンクリート’と‘低いスラブの立ち上がりの途中までのコンクリート’を打設する。
  3. ‘高いスラブの立ち上がり’と‘低いスラブの立ち上がりの途中から上のコンクリート’を打設する。

このように進めると地盤面より下に打継が増えるので、基礎の性能も施工精度も落ちるリスクがあります。そこでコンクリート打設を二回で終わらせることが出来て、性能も施工精度も高い基礎をつくれるように、こういったケースでは浮型枠を使う施工方法にします。浮型枠というのは、スラブと立ち上りに同時にコンクリートを打つさいに使う‘宙に浮いたようにセットする型枠’のことをさします。

浮型枠とコンクリート打設

浮型枠の設置とコンクリート打設

コンクリートは固まる前でもある程度の堅さと粘り気を持っています。浮型枠を使う施工方法は、この性質を活かしたものだと言えます。コンクリートがもっと水っぽいものだとしたら、‘高いスラブ’と‘低いスラブ’を同時にコンクリート打設しようとしても、どっちも高いスラブにそろった床面になっていまいます。計画している基礎に相応しい施工方法を検討する事は大切です。

浮型枠にコンクリート打設

浮型枠にコンクリート打設

基礎スラブのコンクリート打設が終わったら、これから続く工事の施工精度を上げるためにも、コンクリートの表面をコテできれいにならします。こんな感じで流し込んだばかりのコンクリートの上に載っても、人が浮くくらいにコンクリートはある程度の堅さと粘り気があるものです。

福島

K邸リフォーム進行中です-9

奥のブラケット照明はお施主様の持ち物です。

奥のブラケット照明はお施主様の持ち物です。

内部工事が完成したので、壁や建具に傷などがないかの確認や設備の点検をしました。
具体的には、仕上げの完成度を見ながらスイッチや照明などが決められた通りにきちんと作動するか、トイレの水の流れや水道の出は良いかなどのチェックをします。
一通り内装を確認しながら、とても魅力的な空間が出来たのではないかと思いました。
あとは外構工事を残すのみとなります。

今回のリフォームは年季の入った家のリフォームだった為、軸組を残しての工事は難しい箇所がたくさんありましたが、大工さん達の頑張りもあり、無事にしっかりとした良い家が出来ました。
長年家を支えてきた柱や梁などの軸組は、ゆがんでいたり部分的に腐っていたりと補修が大変な事が多いです。特に柱が大きく傾いているところはなかなかの難しさです。
ゆがみの調整や補強をして、新しいものとの間に生じるズレ等の問題をクリアにしていく必要があります。
また、もとのしつらえをそのまま残すデザインを実現するのも苦労が多い仕事です。
デザインについてはもちろんですが、新しいものと古いものとの境目は、工事が進んでいく中で何度も現場で話し合いをして決めていきます。

私事ですが、K邸リフォームの担当をさせて頂いた事は良い経験であり、とても勉強になりました。
大変な工事だったからこそ、たくさんの人の力が合わさって、ようやく一つの家が出来上がる事を改めて感じました。

越澤

もとのしつらえを残し、新しい空間をつくります。

もとのしつらえを残し、新しい空間をつくります。

H邸リフォーム現場-9(ステンドグラス入り建具)

リフォーム前のH邸の出窓に、様々なアンティーク雑貨と一緒に飾られていたステンドグラス。今回のリフォームにあたってお施主様から、どこかに使ってほしいというご要望がありました。

お施主様がお持ちのステンドグラス

お施主様がお持ちのステンドグラス

しっかりとした額縁がついており、このまま棚などに飾っても素敵かと思いましたが、せっかく工事をする機会なので少し手を入れてなにかに活かせないかといろいろ考えた結果…

ドアに嵌め込むことにしました。

ステンドグラスを入れたドア

ステンドグラスを入れたドア

同じ絵柄のものが2枚あったため、縦に並べて室内の引き戸に嵌め込みました。製作中に建具屋さんから連絡があり、元々ついていた額縁は傷んでいて、そのままではドアに嵌め込めないとのことでしたので、額縁を外して中のガラスの部分だけを使いました。

取付けしたドア

取付けしたドア

ドアの面材はラワン材です。

H邸は様々な樹種やデザインの家具を置くため、棚やドアに使う樹種は、少し荒い質感のラワン材を選びました。重厚な置き家具を引き立ててくれると思います。

ドアが部屋のアクセントになります

ドアが部屋のアクセントになります

写真のドアは塗装前なので木の色が明るいですが、これから塗装をするともう少し飴色に近い深みのある色になります。

想像していた以上に素敵なドアになり、お施主様にも喜んでいただけて良かったです。

 

遠山

 

 

 

江戸川区K邸-4(配筋検査)

江戸川区K邸の配筋検査をしました。

上から見たスラブ配筋

上から見たスラブ配筋

配筋検査とは‘鉄筋コンクリート造の鉄筋が設計図通りに配置されているか’などをコンクリート打設前にチェックする作業です。一般的な木造住宅の基礎は鉄筋コンクリート造の事が多く、家を建てるときには必ずと言っていいほど配筋検査をします。配筋検査をするのは建築家(私)と構造家です。とても丁寧に仕事を進める現場監督さんなので、手直しなどの指摘をする事も無く検査は終わりました。

基礎配筋全景

基礎配筋全景

写真の水色に立上った壁のようなものは基礎の断熱材です。K邸の基礎は外断熱です。一般的には、木造住宅の基礎を外断熱にする必要はありません。一階の床下に外気が流れるようにして、床の裏面に断熱材を入れる方法が多くみられます。一階の床下は屋外環境と同じだとみなして、一階の床から上が室内環境だという考え方にもとづいた方法です。K邸の基礎をこのような一般的な方法にしないのは、一階の床下空間をつくらないためです。床下空間がないので、一般的な断熱方法には出来なくなります。では何故、床下空間をつくらなかったのか?お施主さんがこれから年齢を重ねるに当たり、玄関やリビングのはき出し窓と外部の間に段差を設け無い事で、杖や車いすでも家への出入りが楽にできるバリアフリーに配慮した家とするためです。床下空間をつくらないと、基礎のコンクリートが室内空間に面する事になります。鉄筋コンクリート造は外気温の影響を受けやすいものです。K邸のように基礎が室内に面していると、例えば基礎の外側が冷やされると基礎の内側まで冷たくなって、建物の中の温度を落としたり内壁に結露をおこしたりします。そういった事が無いように、基礎に外気の影響が少なくなる外断熱にしています。

一般的な基礎とK邸の基礎

一般的な基礎とK邸の基礎

きちんと設計して、きちんと監理して、しっかりとした配筋が出来たので、良い基礎工事になると思います。

福島

K邸リフォーム進行中です-8

既存の欄間を移設して利用しました。

既存の欄間を移設して利用しました。

既存の家にあった材料の移設をしました。
お施主様のご希望もあって、内装にはリフォーム前の家に使われていた部材を多く使用しています。
もともとあったしつらえをそのまま残している箇所もあります。
新しいものと古いものを一緒に使う事で、少し不思議な雰囲気の素敵な空間が出来ている気がします。

K邸のリフォーム工事はビニルクロス張りなどの仕上げ工事が終わり、
残すは外構工事と照明や設備器具の取付工事です。もうすぐ完成です!

越澤

ビニルクロス張りが終わり、完成間近です。

ビニルクロス張りが終わり、完成間近です。

H邸リフォーム現場-9(ポーチ床に陶器を埋め込み)

H邸の玄関ポーチ床のコンクリートに、先日準備した陶器のかけらを埋め込みます。

※先日、食器を割ってデザインを決めました→前回のブログ

コンクリートを打設し、少し固まってきたところ。

コンクリートを打設し、少し固まってきたところ。

以前の玄関ポーチは何段かの段差がありましたが、将来車椅子を使う事になっても楽に玄関まで行けるように新しくスロープを設置しました。ベビーカーやキャリーケースを運ぶ時にも便利になります。陶器のかけらは、タイヤ等が引っ掛かることがないようにスロープ部分はさけて、平らな部分だけに埋め込みます。

まずは外枠から並べて、それから内側を埋めていきます。

まずは外枠から並べて、それから内側を埋めていきます。

埋め込み作業は、設計担当者の遠山が行いました。お施主様の奥様も手伝ってくださって、二人で手早く並べていきます。作業の時は気温が高めで、コンクリートの乾きも早いようでした。コンクリートの固まり具合によって、かけらを載せると沈み込んでしまったり、逆にあまり埋まらなかったりします。埋め込むタイミングが難しいです。手で押してもあまり埋まらない部分は、金コテなどで上から軽く叩くと、うまく埋め込むことができました。

並べ終わったところ。コンクリートは乾きはじめています。

並べ終わったところ。コンクリートは乾きはじめています。

かけらを並べた後は職人さんに、平らな部分を金ゴテでならしてかけらの表面のコンクリートを刷毛で拭き取ってもらいました。

青と白の陶器だけでまとめたので、繊細な色合いになりました。後日、コンクリートが固まってから仕上がりを確認するのが楽しみです。

遠山

 

H邸リフォーム現場-8(陶器のかけら割り)

H邸の玄関ポーチのコンクリート床に、お施主様のアイデアで陶器のかけらを埋め込むことになりました。

玄関土間やポーチの床に、小石やビー玉などを埋め込んだ例は時々見かけます。お施主様は雑誌で見たそのような例からヒントを得て、陶器を割って床に埋め込むことを思いついたそうです。

骨董品屋さんを営むお施主様は、素敵なアンティーク食器をたくさんお持ちです。その中から、もう使われていなかったものがいくつか用意されていました。食器は赤系や緑系など、いろいろな色のものをお持ちなのですが、色数を絞った方が落ち着いた印象できれいになりそうなので、青系だけでまとめました。

これらの素敵な食器が、新たな姿で家を彩ります。

これらの素敵な食器が、新たな姿で家を彩ります。

 

飛び散らないように箱に入れて、布を被せます。

飛び散らないように箱に入れて、布を被せます。

様子を見ながら少しずつ割っていきます。程よい大きさに割るのは意外と難しいです。

様子を見ながら少しずつ割っていきます。程よい大きさに割るのは意外と難しいです。

並べてデザインを検討します。かけらを全体に散らしたパターン。

並べてデザインを検討します。かけらを全体に散らしたパターン。

こちらは水玉模様。かわいらしい印象。

こちらは水玉模様。かわいらしい印象。

道を作るようなイメージ。丸い小皿だけは割らないで埋めることにしました。

道を作るようなイメージ。丸い小皿だけは割らないで埋めることにしました。

かけらのひとつひとつが少し尖った形なので、全体にかけらを散らすよりはある程度まとめたほうがきれいに見えます。お施主さんとも相談した結果、最後の写真にある道を作るようなパターンで埋め込むことに決まりました。

後日、コンクリート打設のタイミングに合わせて、準備したかけらを埋め込みます。

遠山

 

 

 

 

 

K邸リフォーム進行中です-7

K邸リフォーム写真-9

もともとあった欄間の下部に新しい縦格子戸が加わり、不思議な空間をつくり出しています。

ゴールデンウイークが明け、現場に製作建具が入りました。
建具は部屋の雰囲気に大きく影響する為、
材料や色、寸法などを一から検討していく事が重要だと考えています。

K邸の場合、縦格子戸や障子などを一からデザインしました。
製作建具が入ることにより、部屋の雰囲気がぐっと完成形に近づきました。

越澤

K邸リフォーム写真-10

天袋と障子はこれから塗装され、カウンターや枠と同じ色になります。