H邸リビング・ダイニング・キッチンの壁と天井は左官仕上げです。職人さんがコテを使って壁を塗っていきます。今回はダイアトーマスという材料を使います。
塗りパターンをどのようにするか、塗る前に試し塗りをしてもらいました。
あまり凹凸が強すぎず、さっぱりした感じにして欲しいと伝えたところ、職人さんは少しだけ波打つようなパターンを見せてくれました。良い雰囲気だったので、お施主様にも確認していただき、そのパターンで進めてもらうことになりました。
![壁下地の凸凹をパテ処理で平らにします。これから塗っていきます。](http://studiospacecraft.com/wp-content/uploads/2016/04/BL007_043-745x559.jpg)
壁下地の凸凹をパテ処理で平らにします。これから塗っていきます。
![色は真っ白ではなく、淡いピンクベージュのような色味です。 パテ(ビス跡などの凹凸を埋める材料)が真っ白なので、比べると違いがわかります。](http://studiospacecraft.com/wp-content/uploads/2016/04/BL007_021-745x559.jpg)
色は真っ白ではなく、淡いピンクベージュのような色味です。
パテ(ビス跡などの凹凸を埋める材料)が真っ白なので、比べると違いがわかります。
H邸のインテリアは、古材やアンティーク家具、和風の障子や葦戸などを組み合わせます。この左官壁の色合いと質感が、全体の雰囲気をまとめながら盛り上げてくれるのではと思います。
遠山