タグ別アーカイブ: 塗り壁

川口市A邸-16(左官壁)

満開の桜の中、左官壁の打合せをしました。
A邸はリビング・ダイニングの壁が左官仕上げです。

塗り方をどのようにするか、左官屋さんに試し塗りをしてもらいながらお施主様と相談します。
コテむらの加減をお施主様にご覧いただいて、少し波打つようなさっぱりとした感じの塗り方で進める事としました。
左官の面積が広くなると色は明るく見えます。白っぽい壁をイメージして設計しているのですが、実際には少し茶色い漆喰にしています。
部屋の雰囲気にも良く合い、とてもきれいな仕上がりになりました。

 

楽しみにしていた桜は、想像以上に見事でした。
1階リビング・ダイニングの大きな窓からも、2階のバルコニーからもゆっくり見ることができます。

打合せの合間に、贅沢なお花見ができました。

越澤

H邸リフォーム現場-5(左官壁塗り)

H邸リビング・ダイニング・キッチンの壁と天井は左官仕上げです。職人さんがコテを使って壁を塗っていきます。今回はダイアトーマスという材料を使います。

塗りパターンをどのようにするか、塗る前に試し塗りをしてもらいました。

あまり凹凸が強すぎず、さっぱりした感じにして欲しいと伝えたところ、職人さんは少しだけ波打つようなパターンを見せてくれました。良い雰囲気だったので、お施主様にも確認していただき、そのパターンで進めてもらうことになりました。

壁下地の凸凹をパテ処理で平らにします。これから塗っていきます。

壁下地の凸凹をパテ処理で平らにします。これから塗っていきます。

色は真っ白ではなく、淡いピンクベージュのような色味です。 パテ(ビス跡などの凹凸を埋める材料)が真っ白なので、比べると違いがわかります。

色は真っ白ではなく、淡いピンクベージュのような色味です。
パテ(ビス跡などの凹凸を埋める材料)が真っ白なので、比べると違いがわかります。

H邸のインテリアは、古材やアンティーク家具、和風の障子や葦戸などを組み合わせます。この左官壁の色合いと質感が、全体の雰囲気をまとめながら盛り上げてくれるのではと思います。

 

遠山