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江戸川区K邸-10(木製サッシ)

木製サッシをいれました。

木製玄関ドア搬入

室内に搬入された木製玄関ドア

 

K邸の南側外壁につく外部建具はすべて木製で、計三か所です。 リビングに面した‘一階のはき出し窓’と‘吹抜けのFIX窓’の二ヶ所が木製サッシで、‘玄関ドア’も木製です。K邸に設ける窓のうち、大きな窓はこの二ヶ所の木製サッシのみとなります。他の窓はすべて小さなアルミサッシです。木製サッシは断熱性能に優れており、窓枠の結露の心配などもないとされています。設計の初期には全ての窓を木製サッシで検討していたのですが、「木製サッシはアルミサッシより割高で、全ての窓への採用は難しい。」と判断して、大きな窓のみ木製サッシとしました。性能上もデザイン上も、最も有効に木製サッシの特徴を活かせる窓に採用しました。

木製サッシ設置

リビングに設置された木製サッシ(一階は掃出し窓、吹抜けはFIX窓)

 

現場に搬入された木製サッシと木製玄関ドアの質感はとても良い印象で、家の中でも外でも素敵な雰囲気をつくるために一役買ってくれると感じました。

木製玄関ドア設置

木製玄関ドア設置後の外観

これら木製外部建具については、ここからは養生が大切になってきます。建物内部の工事をするときに使う職人さんや資材の出入り口は、この木製サッシと木製玄関ドアになります。これからの工事で汚したり傷つけたりしないように、家が完成するまでしっかりとした養生をしなければなりません。木製サッシの他にも、K邸には家の完成までの養生に細心の注意を払う必要があるところが多いと言えます。工事には「物をつくるむずかしさ」の他に「養生のむずかしさ」や「つくった物を汚さないように傷つけないようにという姿勢を職人さんに持ち続けてもらうむずかしさ」というものもあると思います。そういった見方をしたときにも、K邸は難しい工事です。

福島

木製サッシリビング掃出し窓設置

木製サッシ(一階掃出し窓)設置後の外観