H邸の玄関ポーチ床のコンクリートに、先日準備した陶器のかけらを埋め込みます。
※先日、食器を割ってデザインを決めました→前回のブログ
以前の玄関ポーチは何段かの段差がありましたが、将来車椅子を使う事になっても楽に玄関まで行けるように新しくスロープを設置しました。ベビーカーやキャリーケースを運ぶ時にも便利になります。陶器のかけらは、タイヤ等が引っ掛かることがないようにスロープ部分はさけて、平らな部分だけに埋め込みます。
埋め込み作業は、設計担当者の遠山が行いました。お施主様の奥様も手伝ってくださって、二人で手早く並べていきます。作業の時は気温が高めで、コンクリートの乾きも早いようでした。コンクリートの固まり具合によって、かけらを載せると沈み込んでしまったり、逆にあまり埋まらなかったりします。埋め込むタイミングが難しいです。手で押してもあまり埋まらない部分は、金コテなどで上から軽く叩くと、うまく埋め込むことができました。
かけらを並べた後は職人さんに、平らな部分を金ゴテでならしてかけらの表面のコンクリートを刷毛で拭き取ってもらいました。
青と白の陶器だけでまとめたので、繊細な色合いになりました。後日、コンクリートが固まってから仕上がりを確認するのが楽しみです。
遠山