外壁下地を張り終えました。
![VSボード張り(内部)](http://studiospacecraft.com/wp-content/uploads/2016/07/44b50645b4ab87c5be84f0783ff4ce2d-745x559.jpg)
VSボード張り(内部)
仮設足場に屋根をかけているので、梅雨時にもかかわらず、着々と工事が進んでいきます。
外壁下地は、地震や火災に強い‘厚さ12mmのVSボード’です。「透湿性もあるので壁の中が結露しない。」とうたわれている製品を選んでいます。結露がなければ壁の中にカビも生えにくく、壁の中にある断熱材の性能も維持されるという良さがあります。ボードを張り終えた家の姿は、なんとなく堅い殻をまとっているような印象です。カニのように殻で構造を成立させている感じとは違いますが、K邸の軸組の形や空間構成にはそう感じさせるものがあるのかもしれません。
![アルミサッシ取付](http://studiospacecraft.com/wp-content/uploads/2016/07/6e1ca533fe358d26f7cb22a01aaa28e8-559x745.jpg)
アルミサッシ取付
外壁下地を張り終えると構造の検査をして、その後すぐにアルミサッシを取り付けました。同時進行で、給排水配管工事や電気配線工事も進めています。配管や配線のルートは設計段階で決めて、工事前に現場監督さんと作業工程の打合せをしておきます。軸組が出来上がったところで、設備業者さんと‘家の中の配管や配線について確認をする’ための打ち合わせをします。事前に設計図書を渡しているのですが、設備業者さんにとって設計図書の詳細を把握する事が難しい場合があります。現場で軸組を見ながら設備業者さんと打合せをすると、「予定とは違う方法による配線や配管の方がより良いのではないか。」という話になる事もあります。K邸では、エアコンの冷媒管のルートを上棟後に見直しました。
![設備配管](http://studiospacecraft.com/wp-content/uploads/2016/07/c3c8ac6430292067723f6ac8c4e9b3c1-559x745.jpg)
設備配管
外壁下地で空間の輪郭がはっきりしてきた家の中にいると、もうなんとなく住めるような気分になります。
![外壁下地と軸組](http://studiospacecraft.com/wp-content/uploads/2016/07/4730c73b06ecdf27c687dfe2f7cd8fea-745x559.jpg)
外壁下地と軸組
福島