世界の建築やインテリアの情報が見られるサイト「homify」の特集記事に、江戸川区K邸が掲載されました。
https://www.homify.jp/ideabooks/4023764/狭小地に建つ上質な終の棲家
温かみがある自然の素材使いやメリハリあるプランが特長の、コンパクトな家です。ライターさんが写真からこの家のつくりや意図をよく理解してくださって、とてもわかりやすく素敵な記事にしていただいています。
ぜひご覧いただければと思います。
遠山
スタジオ・スペース・クラフト
世界の建築やインテリアの情報が見られるサイト「homify」の特集記事に、江戸川区K邸が掲載されました。
https://www.homify.jp/ideabooks/4023764/狭小地に建つ上質な終の棲家
温かみがある自然の素材使いやメリハリあるプランが特長の、コンパクトな家です。ライターさんが写真からこの家のつくりや意図をよく理解してくださって、とてもわかりやすく素敵な記事にしていただいています。
ぜひご覧いただければと思います。
遠山
今日は川口市A邸の既存家屋解体後の現場確認と、地盤調査の立ち会いをしてきました。
地盤調査は、敷地の状態を地下深くまで知るための大事な工程です。
調査をする地点は基本的には建物の四隅と真ん中なのですが、
実際に立ち会いをすると、地中障害物等のために調査地点をずらす場合があります。
今回はそのような地点が一ヶ所あったので、そこだけずらしました。
この障害物は近いうちに取り除く予定です。
今日は解体後に整理された敷地を初めて見る機会になりました。
調査地点を決めた際に建物の概略位置を確認するため、
実際に建つ家の位置や大きさをよりはっきりイメージする機会でもあります。
解体前
解体後
来月の初旬に地鎮祭を予定しています。
いよいよ工事が始まる感じがして、とても楽しみです。
越澤
世界の建築やインテリアの情報が見られるサイト「homify」の特集記事にH邸リフォームが掲載されました。
http://www.homify.jp/ideabooks/4029514/骨董品に囲まれたオリジナリティ溢れる家
homifyのライターさんの視点でH邸をわかりやすく紹介してくださっていて、とても楽しい記事になっています。同じ家、同じインテリアを見ても人によってさまざまな見かたや表現があるんだなと思い、私達も勉強になりました。
是非ご覧いただければと思います。
遠山
小学館の雑誌『サライ』の公式WEBページ『サライ.jp』に、私達が手掛けたH邸リフォームについて記事が掲載されました。トップページにあるカテゴリーの「暮らし」または「住まい」のところをクリックすると見られます。
お施主様のHさんご夫婦がリフォームをするきっかけや、私達との出会い、どんなふうに家づくりをすすめていったかなどを紹介する記事になっています。
私も今回初めてこのWEBページを知りましたが、美味・旅行・趣味・健康…など様々なカテゴリーの面白い記事やためになる読み物がたくさんあり、興味をひかれるものがいっぱいです。個人的には、「趣味・教養」カテゴリーにある「漱石と明治人のことば」シリーズが面白いです。お仕事の合間や休憩時間などに、是非ご覧になってみてください。
遠山
栃木県で工事が進んでいる、リフォームのイメージパースです。築約40年の木造日本家屋を、お施主様の今とこれからの暮らしに合わせてリフォームします。居間に小上りの畳スペースを設け、カラマツストーブを置く土間は栃木県らしく大谷石を使います。二匹の同居猫のための仕掛けも色々とあります。
以前はCGパースをお施主様へのプレゼンに使っていましたが、最近は手描きです。鉛筆と色鉛筆の素朴な絵ですが、意外に好評です。
遠山
先日、新潟県上越市に行ってきました。家を設計するにあたっての現地調査です。上越市と糸魚川市の間を車で行き来したのですが、せっかくなので海を見ながら移動するルートを選びました。海沿いの道を走っていると、〈瓦屋根〉に〈杉板下見貼り〉の建物が多い事に気がつきます。その素材がもつ雰囲気はとても良く、統一された素材でつくられる風景にはある種の美しさも感じられました。
一昔前まで〈瓦屋根〉と〈杉板下見貼り〉の組み合わせを、それなりに見かけたのだろうと思います。でも、最近では珍しい印象すらあります。「瓦屋根は重いし、地震のときに問題があるんじゃないか」とか「杉板の外壁は耐久性が低いんじゃないか」とか、そういった声が多くなって、段々と新しい建材が多く使われるようになったからかもしれません。
さて、では何故この海沿いの地域には〈瓦屋根〉に〈杉板下見貼り〉の建物が多いのか・・・。いろいろと想像をすると、この地域の厳しい冬の気候には〈新しい建材〉よりも〈瓦屋根〉に〈杉板下見貼り〉が適しているのではないか、それを地元の人たちは実感しているのではないか、と思えてきました。
日本海沿いの環境はとても厳しいものです。家の材料を選ぶにあたっては、塩害と凍害への配慮がとても大切になります。錆びに強いガルバリウム鋼板でさえ、数年で錆びが目につくようになります。強い海風の影響も考えると、金属屋根よりも瓦屋根が適しているのかもしれません。凍てつく寒さの中では、窯業系サイディングなども劣化は早いのだろうと想像もできます。杉板下見貼りのほうが、メンテナンスしやすいのかもしれません。杉は手に入りやすい材料で、下見貼りは新しい建材よりも傷んだところを交換するのに適しているようにも思います。
材料の他にも、家の窓のつくり方にも目が行きます。例えば、多くの家が海側に大きな窓を設けていないところに特徴があるように見えます。
この地域で長い間にわたって育まれた智恵や工夫が見えてくるようです。一見すると目新しいものに頼るばかりではなく、先人の知恵を活かしてつくる家は、とても理想的なたたずまいをしているように感じます。
福島
H邸リフォームの一年検査に行ってきました。
飾り梁にお施主様が取り付けたランプ。空間にマッチしています
一年検査というのは、完成して一年経ったら行う検査です。建築家と工務店さんとで、工事後の不具合がないかなどを見ます。H邸の場合は「製作した建具の動きはスムースか」とか「壁と天井の左官仕上げにおかしなところはないか」といった点に特に注意をして検査をしました。〈骨董品の重い外部用建具〉を転用したリビングの引戸や、〈お気に入りのステンドグラス〉を埋め込んだ水周りの引戸など、特に工事が難しいところです。左官の壁は、仕上げ工事の丁寧さはもちろんですが、特に丁寧な下地工事が求められます。気を抜いたら仕上げにヒビが入ったりします。厳しい目で見て回りましたが、建具の動きはとても良く、左官仕上げには全くヒビは入っていませんでした。これも丁寧な工事の賜物です。
天板は一年経っても反っていません
天板の裏に入った反り止め
もう一つ、目を凝らして確認をしたところがあります。〈モザイクタイル張りキッチン〉と一体となった〈造り付けのダイニングテーブル〉です。欅の一枚板を加工してつくったテーブルです。一枚板はとても反りやすいので、デザインに取り入れるには細心の注意が必要です。まずは十分に乾燥した木を使うことが大切です。乾燥した木でも反ることはあるので、さらに注意が必要です。材木屋さんとカンカンガクガクやった結果、このダイニングテーブルの天板の裏に何カ所か反りどめを入れました。反りどめを入れると野暮ったい印象になりがちですが、さりげない印象になるようにデザインをしました。自然素材の大きな板には、ヒビや割れなどが入りやすいところもあります。そういったところには、材木屋さんの目利きで〈ちぎり〉を入れてもらっています。私達もいろいろと考えて頑張りましたが、材木屋さんも見事なものでした。適切に〈反りどめ〉と〈ちぎり〉を入れたテーブルは、全く反っていません。四季をとおして、湿気で膨らんだり乾燥で収縮したりしてきたテーブルは、まるで出来たばかりのように美しいままです。
ウッドデッキ材は色が変わって味が出てきました
リフォームした空間の雰囲気は、完成した頃に比べると、どことなく成熟した印象になってきました。お施主さんの素敵な暮らし方が、この空間をより良いものにしているからだろうと思います。
福島・遠山
川口市A邸は、木造2階建てでワンちゃんがたくさんいるお家です。
今日は午前にお施主様と、午後には構造事務所と打ち合わせでした。
これまでお施主様とは何度も打ち合わせを重ね、たくさん検討し、
お施主様にとってより使いやすくて居心地の良いプランになってきました。
良い感じにまとまってきたので、これからどんどん詳細部分の設計を進めます。
細かい使い勝手などを決めていくので、新しい家での生活のイメージが湧いてきて、
できあがりがもっと楽しみになってくるのではないかと思います。
越澤
埼玉県川口市の住宅を設計中です。
新居に置くソファを検討するため、お施主様と一緒に自由が丘の家具店を何店舗か巡ってきました。
お施主様のライフスタイルを考慮しながら、居心地の良い素敵なリビングダイニングにしようと、
あれこれ考えを巡らせながら図面を描いているところです。
お施主さんと打合せを重ねて、いくつものパターンの図面を書いていくうちに、
「A邸の場合、詳細な設計をする前にソファを決めておくほうがより良い家になるなあ」
と考えるようになりました。
そのため、はやい段階でお施主様にソファを見て・体感していただく事にしました。
事前に私達でチェックし、見極めたものをピックアップしてお店を巡りました。
色々なソファを見て体感したところ、‘TIMELESS COMFORT’というお店のソファが
座り心地が良くてとても素敵でした。
家具の大きさや出来上がりの空間をイメージする、とても良い機会になったと思います。
越澤
松戸市H邸が、本日2017年3月21日発売の『住まいの設計 5・6月号 2017 NO.670』(扶桑社)に掲載されました。
くっきり色鮮やかな写真で、今まで見てきたH邸に比べて、よりカラフルな印象です。同じ家でも写真によってこんなに違うんだ!と驚きました。素敵な暮らしぶりがうかがえる楽しいページに仕上げてもらえて、とても嬉しいです。お世話になった編集・撮影・ライターの方々に感謝しております。また楽しんで撮影にご協力くださったH家の皆さま、ありがとうございました!
今月号はキッチンとバスルーム特集、イヌ・ネコと暮らす家特集、リノベーション特集と盛りだくさんで、とても参考になります。ぜひ書店でお手に取ってご覧ください。
遠山